皆様、おはようございます。今朝の焼津はとっても寒くて冷たい風もビュウビュウと吹きまくっていて、季節が1ヶ月ほど逆行してしまったようです。
そんな寒い折、またまた企画のK氏がなにやら思い入れのあるお醤油を紹介したいと言うのでそのお話をしていただくコトとなりました。
では、K氏、どうぞ。
「皆さんは、「キッコーナン醤油」というお醤油をご存じであろうか?
この質問を秋田県ですれば、高確率で「知っている」というお返事をいただけるに違いない。
キッコーナン醤油は秋田県内では多分普通の食料品を販売しているお店で普通に置いてあるお醤油でR。
このお醤油の存在を知ったのは、かれこれ20年近く前に、秋田県の三つ叉温泉に宿泊した時の事である。
三つ叉温泉はイワナの養殖もやっていて宿に隣接した養殖池からイワナを獲ってきてすぐにお刺身にして出してくれる。お刺身も旨かったが、お醤油もまた旨かった。・・・旨かったと言うよりも妙に私の嗜好に合ったと表現した方が良いかも知れない。
そこで、宿のおばさん(注 この宿は「仲居さん」と呼ぶよりも「おばさん」と呼んだ方がその雰囲気が合っていた。)にこのお醤油の銘柄を訪ねたら、容器に貼ってあったラベルをわざわざ剥がして持ってきてくれたのである。
そのラベルがこの画像でR。
これがキッコーナン醤油との出会いであった。
以後、私は東北旅行で秋田県に訪れる機会があったときには、地元のスーパーでキッコーナン醤油を必ず買い求めている。
最近、静岡市のパルコの地下の地方の地場産品を扱っている売り場で、はからずもこのキッコーナン醤油が売られているのを見て驚き、思わず衝動買いをしてしまった。
相変わらず、マスコットの「ナン子ちゃん」とナン子ちゃんのスカートを引っ張るパンダと周辺を駆け回る犬が描かれたデザインは健在である。
しかし、この最新のデザインは20年の歳月を経て変化している。20年前のラベルと比較して、まず、カンバンの位置とナン子ちゃんがカンバンを支える手の位置が異なる。で、犬がいる場所もまた異なる。
ここに歳月の流れをしみじみと感じ取る私。
さらに驚いたのは、昔のラベルではナン子ちゃんのミニスカートからチラリと白いパン○が見えていたが、現在
のものは見えていない。
嗚呼、5月上旬の鳥海山に登って思い切り山スキーを楽しんでから、地元のお店でキッコーナン醤油を買って帰りたい!
と心から思ってしまった私だったのでR。
付記 秋田県の三つ叉温泉は残念ながら廃業してしまったそうである。」
管理人より、
ちょっとKさん、キッコーナン醤油の宣伝よりも、山政の万能だししょうゆのコトをお話してくれませんかね?
本日、オススメの一品は、鰹節&昆布&しいたけのエキスが入った
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万能だししょうゆ3本セット