弊ブログにちょくちょく登場してはくだらないネタを投下して喜んでいた、山政の企画のK氏。スキーシーズンが終わって、やっとおとなしくなったと思っていたら、今度は山登りをしてきた由でございます。いったいどこの何という山に登ってきたのでしょうか?
では、K氏、お願いいたします。
「 山政ブログ上に過去に何回か発表しているが、今年も4月上旬に静岡市の安倍川上流域にある「下十枚山」に登って来た。下十枚の北方には「十枚峠」を挟んで「上十枚山」があり、双耳峰となっている。
静岡市の真ん中を貫くように流れる安倍川の上流域には、川の両岸に沿って南北に急峻な山々が連なっている。これらの山々を静岡市民は「安倍奥の山」と呼んでいる。安倍川左岸に連なる山の稜線は山梨県との境を兼ねる。
下十枚山は、県境の稜線上に存在する。
下十枚山へのアプローチは、ワサビ発祥の地で有名な有東木から車道を車で登り、葵高原という台地に出てさらに林道を上り、正木峠(藤代乗越)に駐車して始まる。
正木峠で標高は1100mあまりだから、1730mの山頂までは600m程登る。山登りをしている方々から見れば、「たったの600m」と思えるわけだが、下十枚に至るまでの稜線が意外にダラダラと長いのでカンタンに頂上まで到達できない。
当日は、前日に低気圧が通り過ぎた事もあって非常に西風が強く、また天気も雲が多くて、雨こそ降らなかったが展望にあまり恵まれなかった。
しかし、なんとか雲にかすんでいた南アルプスや富士山を撮影する事が出来た。
ここの山の登山道には、ところどころに石のお地蔵さんが安置されている。
今まで気にも留めていなかったのだが、ある事に大変驚き、また感銘を受けた。
それは、お地蔵さんに供えられた「お賽銭」である。
登山口にあるお地蔵さんの前に、無造作というかたくさん置かれた小銭の山。
よくよく見ると長い年月、風雨にさらされたと見えてかなり褪色している硬貨もある。大半は1円玉から10円玉だが、100円も混じっているから驚きである。
山に登ろうとする方が安全を祈願してお供えするのだろうけど、この硬貨を根こそぎ持って行ったならおそらくはコンビニ弁当の一つくらいは買えるんじゃなかろうか?と不遜にも思う私。
もしも、ここが外国だったらまず間違いなく、これらの硬貨はお供えするや否やあっという間に誰かに持ち去られてしまうんだろうなあ・・・やっぱり日本人って平和で民度が高い人たちなんだなあ・・・
とついついお地蔵様の前に置かれた100円玉を見て、ムラムラと欲心を起こしてしまったバチ当たりな私だったのでR。 」
稜線上に生えている、岩をまたいでいる大木。
ダラダラと長い尾根歩きをしてやっと目指す下十枚が見えてくる。
下十枚から少し北方に歩くと南アルプスの大展望が開ける。
登山道に落ちていた鹿の角。春になると角は抜け替わるため抜け落ちる。
管理人より、
さすが、ケチでビンボーな山政スタッフたちの間でもさらにドケチなK氏らしい、お話でございましたね。
本日、お奨めの一品は、ドケチなK氏でさえも満足できる豪華な、
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