えー、皆様もご存じの通り、山政が製造しております炭火焼かつおたたきの、原料である鰹は一本釣り漁で獲れたモノを使用しております。
なぜ、わざわざ一本釣り漁で獲れたモノを焼いているのか?
その理由は、鰹の身に損傷が少なくて生きたまま冷凍されているから、でございます。
まあ、一般的に考えて海で泳いでいる魚を捕まえるには、網で捕まえるか釣って捕まえるかと言う方法になろうかと思われます。
鰹を網で捕まえた場合には、網の中に鰹の群れが入るので鰹が泳げなくなってしまいます。鰹は泳ぐコトによってエラから酸素を取り入れるので泳げなくなってしまったら死んでしまいます。つまり網にかかって捕まった鰹は死んだ状態で船に引き上げられるモノもあると言うコトでございます。
さらに、網で鰹の群れを丸ごと船に引き上げると言うコトは、つぶれたりキズが付いてしまう鰹がいると言うコトになりますね。
一本釣り漁の鰹は、釣り上げられた直後、つまりまだバタバタと跳ね回っている状態ですぐに漁船の凍結槽に落とされて瞬間冷凍されます。多分、釣り上げられた鰹自身、自分の身に何が起こっているのか理解できないまま、冷凍されてしまうのではないかと思われます。
山政は、この一本釣り漁の鰹を炭火焼かつおたたきの原料として、100%の炭火で焼くのでございます。
当然のコトながら、網で獲れたモノよりも一本釣り漁の鰹の方がお値段はかなり高価になります。しかし、高価になっているからと言う理由だけで原料鰹を安い網で獲れたモノに換えるコトは今のところは考えておりません。
やはり、原料は新鮮かつ損傷が無い方が良いに超したコトはございませんからね。
ただし、近年では鰹がとみに不漁となっていて、買い付け相場もものすごーく値上がりしているのが現状でございます。山政も鰹の仕入れにはホントにアタマが痛いのでございますが、まさか山政のカンバン製品の炭火焼かつおたたきを製品ラインナップから外すワケには行かず、コレはコレで中々大変な昨今なのでございます。
本日、お奨めの一品は、価格が値上がりしてしまいましたが、やっぱりとっても美味しい、
コチラ →
炭火焼かつおたたき