「角煮」と言えば、一般的に「豚肉」の「角煮」を連想しますが、
焼津では、「まぐろ」や「かつお」の角煮のことを言います。

鮪や鰹の身をサイコロ状に切って、昔ながらのお醤油や砂糖を中心にしたタレで
肉厚の鉄釜を使って熟練職人がじっくりと時間と手間をかけて煮込む、焼津ならではの製法。
昔ながらの手作りで、平釜を使って作る伝統の技。
釜につききりで角煮の表情を見ながら、時間をかけてじっくりと炊き上げて行きます。
（山政では、仕込みから完成まで4日を費やして作り上げる職人技の「角煮」もあります）。
鋳物師によって特別に鍛え上げられた肉厚の鉄釜は、角煮の味をいっそう引き立て、
最後に職人技「かえし釜」により、タレを均一に回して風味豊かに仕上げます。
大量に作る大釜ならではの深い味わいです。

佃煮一筋３０余年。
伝統の技「かえし釜」を継承する種石

「かえし釜」　とは、角煮の最後の仕上げに、その形を壊さないように、
タレを均一に回して一粒一粒の角煮にコクのあるタレを充分に浸透させるために行う伝統技法です。
「かえし釜」によりタレが均一に染み込んだ角煮は、味にムラが無い、より深く風味豊かな味わいになります。
山政の佃煮職人が昔から伝え続けてきた手作りならではの職人の技です。

※この写真はイメージです。実際に「かえし釜」を行う際には衛生管理に徹した作業装にて行っています。

■ かつお三昧

40年以上も継続販売をしている、山政の誇る超ロングラン商品「かつお三昧」。その変わらぬ人気は地元で定着しており、お年賀の御挨拶として、帰省のおみやげとして大活躍。
「かえし釜」で仕上げた「かつお角煮」とまろやかでしっとり香ばしいかつおのふりかけ風佃煮の組み合わせが、ご家庭でも大変喜ばれ今でも多くのお客様にご利用をいただいています。

かつお三昧のお求めはこちらから

※化学調味料不使用。

■ 鰹角煮 　■鮪角煮
発売以来、ずっと根強い人気を保ち続けている、山政の角煮。熟練職人の技と時間と手間をかけた逸品です。その深い味わいは、お酒のおつまみはもちろん、お茶漬けやちょっとしたお料理にも様々に形を変えてお楽しみいただけます。

※化学調味料不使用。

山政の角煮は、地元静岡県を中心に長い間、お客様から変わらぬご愛顧をいただいてまいりました。
その変わらぬ味は今なお山政の看板商品となっています。


山政では、従来の佃煮よりも、うす味で浅炊きの商品も開発しています。食卓の主な惣菜としても大変喜ばれている「炊き上げ」シリーズや贈答品用の炊き上げ商品など、お年寄りやお子様にも喜んで食べていただける風味になっています。山政は、伝統に固執することなく常にお客様のニーズの変遷を捉えた商品作りを心がけています。これらの商品の開発には、従来の佃煮製造の伝統と技術の蓄積が十二分に役立っていることは言うまでもありません。

■ まぐろ煮

材料の吟味から釜炊きの火加減に至るまで、まぐろ本来のうま味を生かすよう細心の注意を払って仕上げた「まぐろ煮」。お子様からご年配の方まで誰からも美味しく召し上がっていただけるよう、うす味で甘めに炊き上げました。

※化学調味料不使用。
※まぐろ煮をそのままご飯にのせておネギをかければ、あっという間に「まぐろ煮丼」のできあがり。お惣菜としても大変重宝できる商品です。

■ かつおの華

近年、山政の家庭用佃煮商品の中でも、大ヒットを記録しているのが、「かつおの華」を中心としたふりかけ風の佃煮です。「かつおの華」は細かく削った鰹節にごまやきくらげを加え、山政独自の製法によりふりかけ風の佃煮として仕上げました。しっとりした食感と鰹節の香ばしさが魅力。ごはんにそのままふりかけたり、お弁当のおかずやおにぎりに混ぜ込んでみたり、様々なお料理にご利用できます。

※化学調味料不使用。

■ まぐろ赤ワイン煮

第３０回全国水産加工品総合品質審査会に於いて”連合会長賞”受賞品

まぐろにワインを加えて炊き上げた、「まぐろ赤ワイン煮」。こちらも山政の人気商品です。従来の和風の佃煮とは異なり、西洋の材料を取り入れ、やわらかくうす味で炊き上げました。甘みとほどほどのしょっぱさが絶妙なバランスで、お惣菜に最適です。アルコール分は炊き上げている過程で蒸発してしまいますのでお子様でも安心してお召し上がりいただけます。

※化学調味不使用。



■ ピリ辛シリーズ



山政が時代のニーズに応えて新しく開発した製品です。
従来の、「しょっぱい味」の佃煮とは全く異なる新しい味の佃煮です。
甘口のタレに唐辛子を加えて浅炊きのお惣菜風に炊き上げました。
甘くてちょっぴり辛い、甘辛い味が特徴です。
ピリ辛まぐろ角煮、ピリ辛かつお角煮、ピリ辛あさり旨煮などをリリースし、お陰さまで好評をいただいております。




※化学調味料不使用。